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アルバム名
way of wonderful sucide
サークル名
回路-kairo-
発行日
2012年4月30日
頒布・配信先
現在廃盤
レビュー
回路はリーダーのメガネを中心
に結成されたロック系サークルで、
かつて東方系ライブの代名詞的な
存在だったFlowering Nightにも
出演している。
回路の音楽性は、骨太なギター
を全面に出しつつ、軽快さよりも
空間的な音色を積重ねた、響きを
重視する作曲が印象に残る。沈鬱
としたバラード風なナンバーから、
グランジ的な咆哮とアグレッシヴ
な演奏まで、音楽の表現も幅広い。
女性ボーカル556tの歌声は明瞭で
力強くも、消えない傷みを蒼穹に
祈るようも哀切に満ち、確固たる
オリジナリティと存在感を示す。
本作はオリジナル系作品第2弾。
不穏なアルバム名の通り、バック
の演奏はヘヴィだが、夏の西日を
仰ぐような鮮烈な眩しさ、そして
惜別を儚みつつも前進を続ける、
メロディと詩の情熱が印象に残る。
脈々と展開される楽曲はどれも
捨てがたいが、特にM6は珠玉。
ピアノの調べから、グランジ風の
ロックバラードになだれ込む導入
で一気に惹きつけられる。サビの
歌唱も圧巻で、重く激しい演奏と
キャッチャーな旋律を両立させた
同人音楽ロックの名曲と言える。
01.Intro(00:36)
02.Lovesong (03:30)
03.隣にいる君へ (03:46)
04.渦 (04:43)
05.Interlude(01:07)
06.Answer(05:35)
07.風の香り (05:34)
08.旅人の行進曲 (04:36)
09.Way of wonderful suicide(05:23)
Vo:556t Gt:KENTO Ba:megane Dr:麿
Concept Produced,Mix by megane
Mastering by ke
music:
M1,2,4,6,9 : megane
M3,5,8 : KENTO
M7 : 麿
lyric :
M2,6,9 : megane
M3,8 : KENTO
M4 : 556t
M7 : 麿
Jacket illustration :カヲル
Design Advice:藤代慎平
(琴線に顔を成し、)
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