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レビュー
QUINTETは東方系アレンジを
メインに活動しており、EDM系
アレンジを主軸とし多数のコアな
ファンを持つ。
M1イントロで流れる鼓動音で
期待が高まるが、続くディスコ・
クラブ系のテクノサウンドで一気
に腰を砕かれる。アップテンポで
ハードなリズムは明らかにジャケ
の元ネタ(ピンクフロイドの狂気)
と真逆であり、微妙な歌詞も相乗
し複雑な心持ちになる。表紙詐欺
(プログレ)に騙されたか思うも、
ここで退いてしまってはプログレ
好きの名折れ(2回目)。じっと
聴くことM8、急に曲の雰囲気が
変わり始める。どこかサイケ然に
響く旋律、茫洋とした歌唱に乗り
煌めく電子音のゆらぎは七十年代
の息吹を感じさせる。終曲M11は
前奏約8分という問題作。電子音
が複雑に絡み合い展開する様子は
素直にカッコ良い。
01.Welcome To "DARKSIDE"(04:42)
02.Spark To Me(05:30)
03.In The Air / Break(04:23)
04.Naked Generations(04:49)
05.Clocks(04:46)
06.Voiceless(07:04)
07.S&W No.3(05:27)
08.The Violent Sequence(06:16)
09.String -Any Music You Like-(05:35)
10.Lost Millennium(06:09)
11.EXLIPCE(09:22)
作曲:Solaris(ALL)
歌:美菜実(M2,5,10,11)、
如月リツ(M8,9)、
花霄凌(M4)、
Montou&亜咲ヒカル(M7)、
月黒猫ライト(M8)
歌詞(ゲスト):森近結歌(M9)
画:コトブキリョウ
デザイン:xia
原作:ZUN(上海アリス幻樂団)
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